2015年09月02日

幻のやきもの『含珠焼』

含珠焼は、明治時代、現在の西川登町小田志で樋口治實氏が生み出したとされ、磁器の素地に透かし掘りして釉薬をかけて焼く技法で、透かした部分は光をまとったように輝きますshine
技の難しさなどから大正期に廃れ、残る作品が少なく『幻のやきもの』と呼ばれていますsign03

海外を中心に販売され、シカゴ・コロンブス世界博覧会では高く評価され、特別名誉金賞牌の栄誉に輝きましたcrown

今回、樋口家の直系の子孫に伝えられていた含珠焼14点が武雄市へ寄贈されたことを記念して、武雄市図書館・歴史資料館において9月27日(日)まで
幻のやきもの含珠焼里帰り展として公開されていますsign03

幻のやきもの『含珠焼』

また、「含珠焼発祥の地」の石碑が小田志区(大川内)の山中に今も残っていますsign03少しわかりにくい場所にありますので、山道入口付近に案内看板を立てていただきましたsign03

ぜひこの機会に、西川登町発祥の「含珠焼」展および石碑を訪れてみてはいかがですかhappy02up

参考:武雄市歴史資料館HP・佐賀新聞ニュース


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Posted by 西川登公民館  at 14:02 │Comments(4)風景地域

この記事へのコメント
含珠焼、樋口治実の子孫です。
紹介して頂きありがとうございます。含珠焼の石碑の場所は、わかりづらかったので、案内板ができたのは良かったです。これからも情報あれば、またお願いします(^^)
Posted by 浜口 真理子 at 2015年09月04日 13:49
当公民館ブログをご覧いただきありがとうございます!
また、貴重なやきもの「含珠焼」を寄贈いただきありがとうございます!

これまで詳しく知らなかった町民の方も含珠焼に対する関心が高まったようで、含珠焼の話題をよく耳にするようになり、嬉しく思っているところです。
Posted by 西川登公民館西川登公民館 at 2015年09月07日 14:36
我が家のルーツたどり
小田志祇園社の鳥居に彫られた
伊万里陶器商 江頭鶴太郎の字を
見にいきました。
今は破損してましたが
松尾儀助の字も見つけました。
その時 含珠焼きをしりました。
素晴らしいものです。
Posted by 岩永 at 2019年06月05日 10:43
我が家のルーツたどり
小田志祇園社の鳥居に彫られた
伊万里陶器商 江頭鶴太郎の字を
見にいきました。
今は破損してましたが
松尾儀助の字も見つけました。
その時 含珠焼きをしりました。
素晴らしいものです。
Posted by 岩永 at 2019年06月05日 10:44
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